
厳朱零から見た空海 弘法大師(4)
東洋戦術家 厳朱零(げん しゅれい)です。
あくまで厳朱零の主観で空海を見ていますので、
異論、反論は多々あると思いますが、
空海を学んだ方、空海をこれから学ぶ方は、
大きな気持ちですべてを受け入れてくださいね。
空海がそうであったように。
前回は、空海の伝説の序章をお話ししました。
まだまだ、伝説は続きます。
ここで、何故私が空海に関心を持ったのか?のお話をします。
以前勤めてた会社で「空海を考える会」を立ち上げようとしたお話はいたしました。
ただ、業務が忙しくなりすぎて立ち消えとなったというお話もしました。
そこに何故の理由があります。
実は、私は紫微斗数では、神秘的なもの、宗教的なものに興味を抱く星を持っているのですが、
それだけだと、何故としての理由は弱いですよね。
紫微斗数を知らない方は「ふ~~ん」で終わってしまいそうです。
紫微斗数当たるんです。って言っても信じないですよね。
実は、会社で業務が忙しくなったといいましたが、そこに理由があるんです。
結果主義の会社でしたし、外資系の会社でしたので、紫微斗数で「しふれん系」の私にとっては、
願ってもない環境で、喜々として働いていたのですが、いかんせん、数字とデータ、論理的思考、日本人と外国人の狭間で、若干疲れていたんですね。
疲れたときに求めるのは、癒しです。
私は癒しを本に求めることがあるのですが、「曼荼羅の人」陳舜臣さん著(TBSブリタニカ)が目に留まったんですね。(1984年が初版です。)
悠久の中国(当時は唐の時代)へ、空海が遣唐使の留学生として降り立ったところから始まる、フィクションとノンフィクションの面白さを兼ね備えた読み物ですが、文章自体がゆったりとして読んでいて気持ちがいいこの本に出会ったのが、空海に関心を持った理由でした。
今も手元に本(上下)があるので、読んでみると、やはり良いですね。
もちろんその本に目が留まったのは、紫微斗数の星が掛かわっているかもしれませんが、今となっては分かりません。
もしかしたら、本が目に留まった日、月に化科星が関わっていたのかもしれません。
何故、空海に関心を持ったのか?
今後もっと面白いエピソードを思い出すかもしれませんが、今日はこの辺りで失礼します。
次回は、空海の伝説を続けます。
感謝
東洋占術家 厳朱零(げん しゅれい)
川崎ほしよみ堂 出演:5月22日、23日、27日です。
ご予約お待ちしております。
厳朱零
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