
脳は疲れないに続き、脳の神経細胞は何歳になっても増えている。
以前のブログで、「脳は疲れない」のお話をしました。
今日はその続きで、脳の神経細胞は何歳になっても増える、のお話です。
常識的には、脳の神経細胞は、生まれたときが最も多く、後は、どんどん減っていくと言われています。
でも実は、海馬では神経細胞が次々とうみだされているそうです。(by 池谷裕二先生の著書「海馬」から)
海馬は情報の仕分けという重要な役割を担っています。
「この情報は忘れてもいい」、「この情報は長期記憶として残しておこう。」
その仕分けの根拠は、生存のために必要な情報かどうかで判断しているらしいのです。
今の時代、「生存に必要か、必要でないか」、なんて生きていく上で、あまり関係ないですよね。
平和ですから。
ただ、試験受験のためには、暗記、丸暗記?も必要です。
試験勉強での丸暗記を、記憶に残すためには、脳をだます必要があります。
皆さんご存知の通り、脳を騙すのはたやすいのです。
レモンを食べると、酸っぱいですよね。
次に、レモンを見ると、条件反射的に酸っぱい記憶がよみがえります。
これって、忘れないですね。
感情です。
海馬の隣に扁桃体という感情を司る細胞があります。
美味しいものを食べたら、中々忘れないですよね。
まさしく、扁桃体の感情が、海馬にアプローチして、美味しさを忘れさせないようですよ。
テストの丸暗記をするときに、扁桃体を活性化すれば、記憶は残るんです。
「扁桃体を活性化することが、海馬も活性化することにつながる。」
扁桃体を活性化することは、感情を豊かにするということなので、
そのためには、音楽を聴いたり、旅行して景色に感動したり、人を好きになったり、
本を読んだり、動物園の動物たちを見て、笑ったり、喜んだり、
なんにでも感動できることが、記憶に密接にかかわっているようですね。
皆さん、占いに相談される時の事を思い出してください。
結構、感情が前面に出ていますよね。
驚いたり、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、泣いたり、笑ったり、
扁桃体を活性化しているって思いませんか?
占いに行って、扁桃体を活性化して、海馬を活性化しましょう。
記憶力向上に繋がるはずです。
今日、なぜこんな話を書いたかというと、先日、受験生予備軍の方が占いにいらっしゃったので、
思い出したんですね、海馬の事を。
厳朱零でした。
川崎ほしよみ堂
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占術:紫微斗数、タロット、数秘術
運命から恋愛まで。
厳朱零
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